浄水器でよく聞く活性炭は、次亜塩素酸と反応して僅かずつ失われながら、次亜塩素酸の分解触媒とします。同時に、活性炭表面の数多くの細かい孔が水中のトリハロメタンやジオスミンをはじめとする色々な不純物を吸着してゆきます。この寿命は通水した量や時間には必ずしも関係なく、活性炭が不純物を吸着し終った時点となる。また、長期間使用しているとその細かい孔の中で微生物が増殖するので、通水で殺菌のための銀などを蒸着または噴霧しておくが、それでも時間が経つと微生物が発生してくることは避けることができない。活性炭の寿命はこれらを全体的に考えてメーカーごとに決められている。
その他の浄水器は逆浸透膜は、水分子だけを透過させ、その他の物質のほとんど、表面および内部をも使って阻止して濃縮水として出す。使用中に膜の表面が不純物で覆われてくることと、特定の金属イオンなど膜を老化させる物質(膜の素材により異なる)が流入することによって次第に処理水量やイオンの阻止率が低下してくるが、その寿命は使用水圧や水質、水温などによって大きく異なるため一概には言えない。浄水器を実際に使用する場合は寿命を延ばす為に、最初に粗処理のフィルタ、次に中間処理として活性炭を通した後、最終処理として逆浸透膜を使うのが主流である。